マウスといえば、一般的にパソコンを操作する際に用いられるデバイスだが、ある程度慣れてくるとその操作性に限界を感じるはずだ。例えば、Windowsの機能「IME パッド」で字を書く際など、書き慣れているはずの文字がマウスでは上手く書けなかったりする。この原因は簡単に説明すると、マウス側と人間側による方向感覚や移動距離のズレから来るもの。その他にも微動調整も困難を極めることも重なり、マウスの性質上からも自分の手足のように操作出来るという人はほぼ皆無と言って良い。つまり、マウスで文字をキレイに書くのは実質的に無理なのだ。

そこで、この問題を解決する為に登場したのが「ペンタブレット(ペンタブ)」だ。ペンタブとは、『ペン』型の入力デバイスと『タブレット』と呼ばれる「ペン」と「紙」でいう、「紙」にあたる物の二つセットで構成された特殊なデバイスだ。「ペンの形をしたマウス」と覚えておいても良い。主に文字や絵を描く際に用いられるデバイスで、マウスよりも精密な操作が可能。また、マウスとして使用する事も出来る便利アイテムだ。

何故マウスとペンタブでは操作性にこうも違うのかというと、ハッキリした形で分かる所では「座標」にある。マウスの場合は「相対座標」が予め組み込まれているのだが、対するペンタブの場合は「絶対座標」で動作する。こちらも詳しい説明は省略するが、タブレットの操作範囲とモニタの四隅は1:1で対応する事になる。例えば、タブレットの左上にペンを置くと、モニター側のポインターも左上に瞬時に動くという事だ。この動きはマウスの場合ではあり得ない動作だが、実際に試してみると良く分かるだろう。

他にも、操作法で両者に違いがある。マウスは肘や手首で操作するのに対し、ペンタブは基本的に指先で操作する。この辺りも操作の精密性に影響があると思われる。結局のところ用途や好みで選ぶのがおすすめだ。例えばBTOノートパソコン比較でゲーム用のモデルを買ったのだとしたらペンタブは不要だからマウスのほうがいい。

以上の事から、マウスの操作に不満がある場合などには是非ともペンタブを奨めたい。ただペンタブの操作に慣れてしまうと、もうマウスに戻れないかもしれないが・・・。